PLTウォレット-Q&A (よくある質問)-

2021年8月27日にリリースしたアプリ「PLTウォレット」に関しまして、たくさんのお問い合わせを頂いております。本記事の回答にて問題が解決しない場合は、お手数お掛け致しますが、info@hashpalette.comまでご一報いただけますと幸いです。

また、以下の利用ガイドもご参考にしていただけますと幸いです。

目次

  1. PLTを送金したが、着金が確認できない
  2. イーサリアムアドレスとパレットアドレス
  3. 暗証番号(パスワード)
  4. アドレスまたはアプリケーションの削除
  5. バックアップの紛失
  6. ブリッジにてPLTが移転せずガス手数料のみが消費される
  7. ガス不足表示が出る
  8. ブリッジを利用したが、PLTが着金しない
  9. ブリッジ履歴をEtherscanで見ると送金先のアドレスが指定したアドレスと異なる
  10. 取引所にPLTを入金したい

1. PLTを送金したが、着金が確認できない

対応1:イーサリアムアドレスの作成

取引所から出金したPLTはイーサリアム (Ethereum) 上で発行されており、ePLTとも呼ばれます。よって、お受け取りにはイーサリアムアドレスが必要となります(ユーザーガイド手順1–2)。

パレットチェーン上のウォレットアドレスを作成し、ePLTを送付してしまった場合は以下の手順を実行してください。

A. パレットアドレスのウォレット画面の「鍵」をクリックし、秘密鍵またはキーストアを表示してコピー (絶対に他人に共有しないこと)

B. ウォレット画面右上の3本バーをクリック
→下部の「インポート 」をクリック
→ 「Ethereum」を選択してAの秘密鍵またはキーストアを貼り付け、パスワードを設定してアドレスをインポート

上記操作後、PLTが確認できない場合は以下の対応2を確認してください。

対応2:PLTの表示登録

以下の画面サンプルの通り、PLTの表示登録を行います(ユーザーガイド手順1–4)。下記のサンプル画面に沿って画面中央右側の「+」マークを選択し、PLTを検索し、再び「+」をクリックします。

対応3:送金完了の待機

2021年9月1日現在、取引所様からのPLTの送金はイーサリアムブロックチェーン上で行われ、送金の完了には一定の時間が必要となる他、混雑状況によって送金完了までの時間が変動します。また取引所様からの出金の場合には、イーサリアムネットワークの非混雑時でも数時間かかる場合がございます。

その他:取引所様からのご出金について

取引所様からPLTウォレットへご出金される場合の操作につきましては、以下をご確認ください。
https://faq.coincheck.com/s/article/30209?language=ja

2. イーサリアムアドレスとパレットアドレス

ユーザーガイドに沿ってアドレスをご作成いただいた場合、イーサリアムアドレスとパレットアドレスは全く同じ文字列(アドレス)となります。この場合、クロスチェーンを行う際に送信アドレスと受信アドレスは同じになりますが、問題はございません。

イーサリアムアドレスとパレットアドレスで違うアドレスを作成してしまった」というお問い合わせもいただいておりますが、その場合は「クロスチェーンの際に送信アドレスと受信アドレスでそれぞれ異なるアドレスを利用する」ことも勿論可能です。操作に不安がある場合は、ユーザーガイドをご参照の上、手順通りにアドレスを作成していただくことをお勧めいたします。

イーサリアムアドレスを作成せずに、パレットアドレスへPLTを送付してしまった場合、本記事の項目1の対応1をご確認ください。

3. 暗証番号(パスワード)

ユーザーガイド手順1–2や手順2–1でアドレスを作成、またはインポートする際に暗証番号をご設定頂いております。PLTの送付などを行う際には、この暗証番号を入力していただく必要があります。

暗証番号はアドレスごとに設定が可能であり、パスワードを忘れてしまった場合には一度アドレスを削除し、バックアップデータを用いて再インポートすることによって再設定が可能です。

また、アプリ右下の「設定」をクリックし、一番上に表示されている「一般設定」を選択すると、指紋認証機能の設定も可能になっておりますので是非ご活用ください。

4. アドレスまたはアプリケーションの削除

PLTウォレットアプリ内でアドレス表示を削除、またはデバイスからアプリケーションを削除した場合、アドレス自体は削除されずブロックチェーン上に引き続き存在しています(イーサリアムおよびパレットどちらの場合も同様)。

その場合、アドレスを再びウォレットアプリ内に表示するためには、バックアップとして保存したニーモニック (12個の英単語) や秘密鍵が必要となります(ユーザーガイド手順1–3及び2–1)。

ニーモニックおよび秘密鍵が流出した場合、誰でもそのアドレスにアクセスすることが可能となります。したがって、保管には十分に注意してください。

5. バックアップの紛失

ニーモニック/秘密鍵/キーストア、これらいずれかを保存せずにアドレス表示またはアプリケーションの削除を行なった場合、アドレス及びそのアドレスに保管していたトークンの復元を行うことはできません。

アドレス作成時に必ずバックアップを保存するようお願い致します。

バックアップ取得の方法については、こちらをご参照ください。

6. ブリッジにてPLTが移転せずガス手数料のみが消費される

PLTウォレット上で「ブリッジ」機能を初めて利用するアドレスの場合には、送金を行う際に「アドレスの承認 (approve)」と「イーサリアム上でのPLTの送付 (Lock) 」の2種類のトランザクションが発生します。

この際、1つ目の「アドレスの承認 (approve)」だけが完了し、「イーサリアム上でのPLTの送付 (Lock) 」が実行されていなかった場合、「アドレスの承認 (approve)」に利用されたETHだけが消費されます。

お手数お掛け致しますが、手数料として十分なETHをご用意の上、「イーサリアム上でのPLTの送付 (Lock) 」を完了するために改めてブリッジの操作をしていただくようお願い致します。

7. ガス不足エラー表示が出る

お手数お掛け致しますが、ガス手数料としてETHを追加でご用意いただき、再度送金やブリッジ機能の利用をしていただくようお願い致します。

また、ガス手数料として必要となる金額はイーサリアムネットワークの混雑状況によって変動するため、都度アプリ内で表示される予測値をご参考にしていただけますと幸いです。

8. ブリッジを利用したが、PLTが着金しない

対応1

ブリッジ画面右上の砂時計のマークからトランザクション履歴を閲覧し、トランザクションが生成していることが確認できた場合は、送金が完了するまでお待ちいただけますと幸いです。ネットワークの混雑と設定したガス手数料によって数分から数時間など、所要時間は変動致します。

対応2

設定したガス手数料が低い場合、トランザクションが処理されず、送金が行われない場合がございます。手数料設定を変更し、改めてブリッジのトランザクションをご作成いただけますと幸いです。

9. ブリッジ履歴をEtherscanで見ると送金先のアドレスが指定したアドレスと異なる

イーサリアムからパレットにPLTを送付したトランザクションをエクスプローラー(Etherscan)で確認すると、転送先として以下のアドレスが表示されます。

0xd380450e9e373bDC389951C54616edb2EE653524

こちらはイーサリアム上に用意されたクロスチェーンのためのスマートコントラクトであり、表示に問題はございません。このアドレスを介して、パレットチェーン上の指定したアドレスにPLTの送付が行われます。また、このアドレスに直接PLTやその他トークンをご送付いただいた場合、復元ができないためご注意をお願いできますと幸いです。

10. 取引所にPLTを入金したい

取引所内で指定されるアドレスにPLTをご送金いただくことでPLTウォレットからの入金が可能です。

2021年9月5日時点において、PLTが取り扱われている取引所様ではイーサリアム上のPLT(ePLT)のみが取り扱われており、ブリッジ後のPLT(pPLT)は送付しないようご注意ください

ブリッジ後のpPLTはパレットチェーン上に存在するため、再びブリッジ機能を経由してePLTに変換することが可能です。

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